爬虫類が苦手な人には小動物がお勧め
前回の記事では、風俗の出稼ぎに最も向いているペットとして爬虫類を紹介しました。
しかし、爬虫類は見た目や触感が特徴的でもあるので苦手な人もいるかと思います。
そもそもペットの王道である犬や猫を連れて出稼ぎへ行った際に困ることには何があるかを考えてみましょう。
一番の問題点は鳴き声などの騒音に関する問題です。
あまりにもひどい場合は近隣の住民から苦情が来てしまうケースもあります。
次は散歩など外に連れ出してあげる時間の確保です。
犬や猫は部屋に籠りっぱなしではストレスが溜まってしまいますし、そのストレスが無駄吠えに繋がり騒音問題へと発展する可能性も出てきます。
たとえ仕事で疲れていたとしてもペットの気分転換もしてあげるのが飼い主としての務めです。
このように王道ペットは何かと手間が掛かってしまうものです。
そこでお勧めしたいのが小動物です。
小動物であれば鳴き声をあげることが少ないですし、その声も小さいです。
また、ケージや部屋の中だけでも運動になるので、あえて外出させる必要性もありません。
もちろん排泄物などの片付けをしなければ臭いが籠ってしまうのは多くの動物で同じです。
それでも飼いやすさから犬や猫の飼育が禁止されている宿泊施設でも、小動物であれば許可されるケースも少なくありません。
唯一、気を付けなければならないのは、出稼ぎ先の寮などが相部屋の可能性もあるということです。
たとえ小動物が飼いやすく、手間や周りに迷惑が掛かり辛いペットとはいえ、同居者の意向を尊重してあげることは当然でしょう。
それでは前回と同様に2種類のお勧めの小動物をご紹介します。
ハムスター
【食事の内容・回数】
人口餌を中心に野菜や果物、ヒマワリの種など
1日に1回(夕方)に体重の5%~10%程度
【うるささ】
喜んでいる時や驚いた時に「キュ」と短く鳴きます
それ以外の鳴き声の時は異変が起きている可能性があるので気に掛けてあげてください
【排泄の世話】
巣箱から一番遠い所にトイレを置いてあげましょう
【スキンシップ】
個体によってなつきやすい性格とそうでない場合があります
耳と鼻に触らないようにして、背中から頭にかけて撫でるようにしましょう
数百円単位から販売しており、犬や猫と並んで昔からペットとして人気のある動物です。
非常に活発な動物なので「回し車」や「ホイール」と呼ばれるおもちゃを設置して、好きな時に運動が出来る環境を整えてあげる必要があります。
夜行性なので夜中に運動をすることになりますが、飼い主が物音に敏感な場合は避けた方が良いかもしれません。
餌やお水を多めに与えておくことで、1日や2日であれば家を空けても問題が無かったりと、飼うのに手間が掛からないところが最大の魅力です。
ただし、平均的な寿命が2~3年と短命で、他のペットと比べてお別れが早くなってしまう点は寂しい限りです。
フェレット
【食事の内容・回数】
肉食ですが、専用の餌が無難でしょう
1日で40~70グラムの餌を5回~10回に分けて食べます
【うるささ】
ごく稀に小さな鳴き声を出すことがある程度です
ただし、生後3ヶ月くらいまでのベビーフェレットは良く鳴くので注意が必要です
【排泄の世話】
排泄回数が多いので、トイレを複数用意する方がベターです
トイレの場所は部屋の隅(背後に壁がある箇所)を好む傾向があります
【スキンシップ】
夜行性で基本的にはケージ内で寝て過ごしています
起きている際に部屋の中で遊んであげれば、毎日のように外へ散歩に連れて行く必要は必ずしもありません
愛くるしい見た目と賢さから人気となっているフェレットですが、鋭い歯で噛まれる危険性もあるので初心者向けのペットとは言い切れません。
しかし、非常に賢く人間に慣れるのも早いんで、意思疎通が取りやすい点を含めると、その他の小動物や爬虫類と比べて犬や猫に近い存在と言えるでしょう。
また、睡眠時間がとても長いのでお留守番が得意な点も魅力の一つです。
成体の値段が2万円~5万円と少し高めではありますが、寿命が6~8年ほどと小動物の中では長い部類に入ります。
気になるペットは見つかりましたか?
以上が出稼ぎの観点から考えたペットの候補となります。
それぞれの魅力と不安材料を照らし合わせて、あなたの生活環境に合ったペットを選んでみてください。
そして、ペットと一緒に出稼ぎへ行きましょう。